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お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

投稿日:2019年06月05日
「お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~」講座は半年間で6回、毎月第3火曜日午後1時から2時間、江戸の香りを訪ね、時にはその土地の食べ処、みやげ処にも立ち寄る散歩講座です。
講師は恵泉女学園大学講師で演芸評論家の瀧口雅仁さん。受講生は14名。

今回は今期2回目5月28日(火)の講座をリポートします。
今回のテーマは「江戸から東京への時代の変遷の様子が見られる江戸の郊外を歩く」。近代教育の発展、前田家や鍋島家という江戸の大大名の屋敷の変遷、坂に谷に湧水、「松濤」や「神泉」といった地名の由来などを念頭に置き駒場・渋谷周辺を歩きました。
スタートは駒場東大前駅。

「駒場は江戸時代には幕府の馬の調教場の他狩場に利用された原野・・・明治以後は住宅地に・・・」
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

駒場の説明の後まず向かったのは駒場野公園。
「かつては笹や松林が茂る原野で駒場野と呼ばれていました。・・・」
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

「明治になると駒場農学校が開校。明治14年この農学校にドイツ人ケルネルが着任し・・・園内にある水田は農学発祥の地「ケルネル田圃」と呼ばれ・・・」
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~
「この公園を含め、明治神宮から世田谷までつながる緑の帯は、生態系のつながりという観点からもとても貴重な存在になっています。」

こちらは日本民芸館。
「柳宗悦らにより企画され1936年に開設されました。柳の審美眼で集められた陶磁器、染織品、木漆工品などが収蔵されています・・・」
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

次に向かったのが駒場公園。加賀百万石の当主だった旧前田家の前田利為侯爵駒場邸跡です。
「前田侯爵がこの地に邸宅を構えたのは昭和の初め・・・」
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

「和館は侯爵がロンドン駐在武官であったことから外国人客接待用に建てたとも言われ・・・戦後は進駐軍に接収・・・」
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

「この道路のカーブは川の名残です・・・そして朱引の跡・・・つまりこの道路の右側(駒場東大側)は江戸の外・・・」
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~
この後東京大学駒場キャンパスの北門からキャンパスへ。

東大マークにもなっているイチョウの並木、
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

正門の奥に見えるのは象徴的な時計台が見えます。脇にはヒマラヤスギの巨木。
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~ お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

炊事門を出て松濤美術館へ。
「松涛美術館は閑静な高級住宅地に昭和56年に開館。哲学的な建築家といわれる白井晟一が設計。計画書では150坪の建築面積の建物の高さは地上10メートルまでと定められていました。白井は地上部分を2階にとどめ、地下に2階分を造ることで解決・・・」
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

「鍋島松濤公園の付近一帯は江戸時代には紀州徳川家の下屋敷・・・明治になってその跡地を購入したのが鍋島家、開いた茶園につけた名前が松濤園・・・。渋谷区には自然湧水がたくさんありましたが、今では貴重な存在・・・」
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カルガモが5羽育っていました。

最後に訪れたのは弘法湯。
「江戸時代から旧上豊沢村の共同浴場。明治18年に渋谷駅が開業・・・本格的なお風呂屋さんとなり、円山町一帯が渋谷の花街として発展するきっかけに・・・」
お江戸風流散歩 ~芸能・文学からみた江戸文化~

ここで講座は終了。時間はちょうど午後3時。

諸々の歴史秘話とともに瀧口先生の経験談などを聞きながら歩く「お江戸風流散歩」は適度な運動にもなり楽しいですよ。
お気軽に参加してみてください。

この講座は期の途中からでも参加できますので、ご興味のある方は多摩らいふ倶楽部事務局までお問い合わせください。




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